盆施餓鬼会
盆施餓鬼会(ぼんせがきえ)

8日 午前10時 本堂
盆施餓鬼会は、有縁無縁の精霊ともに、亡くなられたご先祖様と触れ合い、感謝の供養を捧げる法要です。
盂蘭盆とは梵語の「ウランバーナ」から来ており、これを訳すと「逆さ吊りになっているのを救う」という意味です。 盂蘭盆経というお経に、お釈迦さまの弟子である目連(もくれん)が、 その神通力でご自分の母が死後に餓鬼道に落ちて痩せ衰えて苦しんでいるところ見つけ、 何とか助けたいとお釈迦様に助けを乞い、「衆僧に供養してその功徳の力でお母様を助けなさい」 とのお言葉でやっと助けることができたということから説話に由来します。
施餓鬼とは、お釈迦さまの弟子のひとり阿難(あなん)が修行しているときに、餓鬼が現れ、阿難に向かって「三日後にお前は亡くなり地獄に落ちるであろう。助かる方法は、すべての餓鬼に飲食を施し、供養することだ。」と予言されました。 その後、阿難がお釈迦様に相談しに行くと、お経を唱え、飲食に祈りを捧げれば、少量の食物も無量となるなるだろう。と説かれ、それを実践すると、食べ物は無料となり、餓鬼も苦しみから救われたことが施餓鬼の始まりとされています。
日本では、お盆の行事は、飛鳥時代の頃から宮中行事として行われており、以後平安~江戸と時代を経ても仏教行事として継承され、日本古来からある精霊信仰と交わり、先祖供養として民衆に定着していったとされます。

