1月

January

• 12日　午後1時

  新年祝祷会 （しんねんしゅくとうえ）

  12日　午前9時　本堂

  当山の年初めの行事です。 皆様の一年間の安寧を御祈願致します。
  参詣の皆様に御祈祷を行い、一年間の家内安全、身体健全などの祈願を致します。 ※諸祈願の御祈祷の申込みは、行事の案内、もしくはこちらから

  1月1日のことを元旦と呼びますが、旦は「朝」を意味し、大正月といいます。それに対して、1月15日を小正月と言います。 正月は、その年の豊穣を司る歳神様をお迎えする行事でありますが、 本来は、先祖をお祀りする日でもありました。現在では、1月1日から1月3日までを三が日、1月7日までを松七日と言われています。
  仏教では、願うことを願をたてる、願をかえるといいますが、仏教では、仏様の願いを誓願といい、衆生を成仏させることを誓い願っています。私たちが御願いをするときに大切なことは、願いが叶うように努力すること、精進することでもあります。今年一年の無事を願い、皆様とお題目をお唱えしましょう。

2月

February

• 16日　午後1時

  高祖降誕会 （こうそごうたんえ）

  16日　午後1時　本堂

  日蓮聖人のご生誕を祝う法要です。

  日蓮聖人は、貞応元年(1222)二月十六日に、安房国長狭郡東条郷片海小湊（現在の千葉県鴨川市天津小湊）の地で誕生しました。 その後、幼少時代から勉学に励み、十二歳の時には清澄寺に登り、道善房を師として教育を受けました。 16歳の時に出家し、鎌倉、比叡山や京都などに渡り、仏教研鑽に励み、法華経による末法の人々を救うことを決意し、建長五年（１２５３）32歳の時に、 遊学を終えた後、清澄寺に戻り、四月二十八日に「南無妙法蓮華経」の七字をお唱えしました。（立教開宗） その後、数々の法難に遭いながらも、法華経弘通に尽力していきます。

3月

March

• 彼岸入り　午後1時

  春季彼岸会 （しゅんきひがんえ）

  彼岸入り　午後1時　本堂

  古来より行われる日本の仏教行事です。彼岸の期間は、春分・秋分の日を中日とし、その前後三日間をあわせた一週間を言います。ご先祖様にお参りしましょう。

  彼岸とは、「到彼岸（とうひがん）」の略称であり、悟りの世界、仏の世界のことをいいます。そして、私たちが生きている世界を「此岸（しがん）」といい、此方の岸、彼方の岸に渡ることは成仏することを意味しています。 彼岸はサンスクリット語では「パーラミター」といい、これを漢字に直すと「波羅蜜多（はらみった）」といいます。 彼岸という悟りへ至る六つの修行（六波羅蜜）として、布施（思いやり）・持戒（生活を正す）・忍辱（耐え忍ぶ）・精進（努力し続ける心）・禅定（静かな心を持ち、集中すること）・智慧（仏道修行に励み、目覚め、正しい教えを学ぶ）を行うことが大切なことです。彼岸は、先祖供養の一週間でもあり、仏道修行の一週間です。精進して過ごしましょう。。

• 彼岸明け　午前11時

  水子供養 （みずこくよう）

  彼岸明け　午前11時
  水子観音像前、後に本堂

  水子を供養する行事です。初めに当山の水子観音像の前ご供養した後、本堂で法要、塔婆供養を致します。
  ※ご供養を希望の方は、行事案内、または、こちらから

  水子とは、お腹に宿った命ではありますが、様々な事情によりお亡くなりになった小さな御霊のことをいいます。 生まれることができなくても、一つの大切な命です。父母の顔を見ることができなかった、 会えなかった水子のために、このお彼岸の先祖供養とともに水子供養を行っております。

4月

April

• 8日　午前9時

  釈尊降誕会 （しゃくそんごうたんえ）

  8日　午後1時　本堂

  お釈迦さまの誕生を祝う行事です。

  釈尊降誕会（しゃくそんごうたんえ）とは、灌仏会（かんぶつえ）・龍華会（りゅうげえ）とも呼ばれ、一般的には「花まつり」として親しまています。 お釈迦様は、ルンビニ園（現在のネパール南西部、インドとの国境近く）でお生まれになり、七歩進んで「天上天下、唯我独尊（自分が尊い存在だということは、同じように生きる全ての命が尊い存在である）」と唱えたと伝えられています。 誕生仏と季節の花で飾り、甘茶を注ぐ儀式ですが、甘茶を釈尊像に注ぐのは、生まれたばかりの釈尊の体に、 天から龍が清浄の水を吐き注いで産湯としたことに由来しています。 日本では、聖徳太子の頃から行われており、江戸時代から、花御堂を飾り甘茶をかけるようになりました。

5月

May

• 13日　午後1時　
  ※御祈禱

  千部経会 （せんぶきょうえ）

  13日　午後1時　本堂　※御前の部では鬼子母神堂で読誦会

  皆様と一緒に、お経、お題目を唱える行事です。法要時には御祈祷も行います。
  午前中は読誦会を行っていますので、お経の練習をしたい方は、御気軽に参加ください。

  千部経会は、経典を1000部読誦する法会とされています。 聖武天皇が元正天皇の崩御に際し、法華経を千部書写して供養したことが始まりとされています。
  法華経の法師品第十では、五つの修行法が説かれており、法華経を受持すること・読むこと・理解すること・書写することです。 当山では、17日間に法華経を五千部読誦し、国家安全、当山繁栄、陶器成就の祈祷をしたことから、鍋島藩から陶器祈願所として任命されました。
  皆様と共に、お経、お題目を唱えて、精進していきましょう。

  　

7月

July

• 8日　午後1時
  ※卒塔婆供養

  盆施餓鬼会 （ぼんせがきえ）

  8日　午後1時　本堂

  盆施餓鬼会は、有縁無縁の精霊ともに、亡くなられたご先祖様と触れ合い、感謝の供養を捧げる法要です。

  盂蘭盆とは梵語の「ウランバーナ」から来ており、これを訳すと「逆さ吊りになっているのを救う」という意味です。 盂蘭盆経というお経に、お釈迦さまの弟子である目連（もくれん）が、 その神通力でご自分の母が死後に餓鬼道に落ちて痩せ衰えて苦しんでいるところ見つけ、 何とか助けたいとお釈迦様に助けを乞い、「衆僧に供養してその功徳の力でお母様を助けなさい」 とのお言葉でやっと助けることができたということから説話に由来します。

  施餓鬼とは、お釈迦さまの弟子のひとり阿難（あなん）が修行しているときに、餓鬼が現れ、阿難に向かって「三日後にお前は亡くなり地獄に落ちるであろう。助かる方法は、すべての餓鬼に飲食を施し、供養することだ。」と予言されました。 その後、阿難がお釈迦様に相談しに行くと、お経を唱え、飲食に祈りを捧げれば、少量の食物も無量となるなるだろう。と説かれ、それを実践すると、食べ物は無料となり、餓鬼も苦しみから救われたことが施餓鬼の始まりとされています。

  日本では、お盆の行事は、飛鳥時代の頃から宮中行事として行われており、以後平安～江戸と時代を経ても仏教行事として継承され、日本古来からある精霊信仰と交わり、先祖供養として民衆に定着していったとされます。

8月

August

• 18日　午後1時

  清正公御題目会 （せいしょうこうだいもくえ）

  18日　午後１時　鬼子母神堂

  当山に安置している清正公は,安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した武将加藤清正です。 清正公の母である伊都が法華信仰が厚いことから影響しており、清正公自身も法華信仰に目覚めました。 領地であった肥後国（熊本県）のほか、西九州の法華信仰の発展にも大きな影響を与えました。 清正公没後は、「清正公大神祇」として民衆から信仰され、必勝祈願や、学業増進として祈願が行われています。

9月

Septenmber

• 彼岸入り　午後1時

  秋季彼岸会 （しゅうきひがんえ）

  彼岸入り　午後1時　本堂

  古来より行われる日本の仏教行事です。 彼岸の期間は、春分・秋分の日を中日とし、その前後三日間をあわせた一週間を言います。ご先祖様にお参りしましょう。

  彼岸とは、「到彼岸（とうひがん）」の略称であり、悟りの世界、仏の世界のことをいいます。日本では、春分と秋分の日を中日として、前後三日間を合わせた七日間のことを彼岸といい、 仏道修行に精進します。この彼岸の風習は、聖徳太子の頃から朝廷の行事として行われており、やがて民間の行事となりました。 春分・秋分の日は、国民の祝日として知られていますが、それぞれには、「自然をたたえ、生物を慈しむ日」「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」と意味があります。
  お釈迦様の教えでは、偏らない、迷いに囚われないことこそが正しい道であると説かれています。この正しい行いとは、お題目を唱え、御先祖供養することがお彼岸の心がけです。

• 彼岸明け　午前11時

  水子供養 （みずこくよう）

  9月彼岸明け　午前11時
  水子観音像で後に本堂

  水子を供養する行事です。初めに当山の水子観音像の前ご供養した後、本堂で法要、塔婆供養を致します。
  ※ご供養を希望の方は、行事案内、または、こちらから

  水子とは、お腹に宿った命ではありますが、様々な事情によりお亡くなりになった小さな御霊のことをいいます。 生まれることができなくても、一つの大切な命です。父母の顔を見ることができなかった、 会えなかった水子のために、このお彼岸の先祖供養とともに水子供養を行っております。

11月

November

• 13日　午後1時

  御会式 （おえしき）

  13日　午前9時より・・・・本堂

  日蓮聖人のご命日に営む大切な法要です。

  日蓮聖人は、数々の法難にあいながら、布教を行ってきましたが、建治3年（１２７７）の12月に病気を患い、その後も闘病を繰り返しながら、弘安五年（１２８２）に弟子たちの勧めで、湯治をしに常陸国隠井（現在の茨城県水戸市加倉井町）をめざしました。 ９月８日に身延をたち、18日に武蔵国千束郷（現在の東京都大田区）の池上宗中の館にたどり着きますが、再び体調が悪化しました。 日蓮聖人は自らの臨終を悟り、翌月10月8日には本弟子を六人定め、後の法華経布教を託し、13日の早朝池上の地に61歳で御入滅されました。

  当山では、旧暦にあたる11月に行っております。

12月

December

• 年末

  御焚き上げ （おたきあげ）

  年末　鬼子母神堂

  古くなった御札やお守りなどをお焚き上げする行事です。

  今年までの古くなった御札や、御守り、卒塔婆を、読経、御祈祷をした後に御焚き上げ致します。
  御焚き上げできないものは、燃えないもの（金属や石製のもの）、仏壇等の大きなものなどです。
  人形供養や仏壇・位牌の魂抜きはこちらよりお申し込みください。

  ご不明な点がございましたら、お寺までお問い合わせください。

毎月

• 八日

  鬼子母神講 （きしもじんこう）

  八日　鬼子母神堂

  毎月八日に行われる行事です。どなたでも自由に参拝できます。

  初めに読経・お題目行を行った後に、本年度の鬼子母神名簿に申し込みされた方、参拝された方のご祈祷を行っております。
  お気軽にご参拝下さい。

  ご不明な点がございましたら、お寺までお問い合わせください。